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秀逸で読みたくなるタイトル作りの4分類〜4つのうち1つは絶対に使ってはいけません。

最近メルマガを書き始めたんですが、タイトル付けにいつも悩んでしまって……
いつもどう決めてるんですか?
うーん。あんまり深く考えたことないです……昨日は、肌のターンオーバーについて書いたので、そのまま「ターンオーバーの仕組み」というタイトルにしました!
……ちょっと硬いタイトルだね。メルマガの開封率ってチェックしてますか?
開封率?
読者の中のどれだけの人に読んでもらえているかの割合のことですよ。
そっか。全員が読んでるわけじゃないですもんね……!
そう!タイトルは、中身を見てもらえるか見てもらえないかを決める重要な“関門”なので、しっかりコツを掴んでいきましょう!

秀逸なタイトルは4分類から見つけよう!

こんにちは、「ゆう」です。

日々ライティングの研究の1つとして「タイトル付け」の研究をしていますが、先日「嘘つきましたか?」というタイトルのメルマガを配信したところ異常に開封率良くて、複雑な気分です。^^;

練りに練ったタイトルよりも、とてもシンプルなタイトルのほうが反応が良かったのです……。

試行錯誤しながらタイトルの研究していると、「良いタイトル」の定義は2つに分かれます。

  • 「読むべき人が読む」タイトルが良いのか
  • 「思わず読みたくなる」タイトルが良いのか。

ここに関しては答えは出ません。

なぜなら、とにかく開封してもらうようなことをすると、満足度は下がるからです。

しかし、一つ言えることはメルマガにしろブログにしろPDFレポートや本にしろ、

まずはタイトルありき

ということです。タイトルが魅力的でなければお客様は読みません。(その”人”のファンを除く)

タイトルと記事の関係性は4つに別れます。今回はその4分類についてお話します。

タイトルのタイプ4分類

読んでみたくなるタイトルを作っていく時に4つの視点で考えていきます。

読者から見た時の満足度として、「得られるもの」と「表現」という2軸で考えていきます。

「得られるもの」は、タイトルを見て「内容(得られるもの)がわかるかどうか?」ということです。

もう一つの軸の「表現」は、「言葉選びや使い方が秀逸かどうか?」ということですね。

この2軸で表すと、次のような4タイプに分けることができます。

タイトルの4タイプ

  1. タイトルだけで内容がわかり(得られるもの明確)、表現も上手い(表現秀逸)。
  2. タイトルだけでは内容がわからない(得られるもの曖昧)けど、気になってしまって読みたくなる(表現秀逸)。
  3. タイトルだけで内容がわかる(得られるもの明確)けど、面白くなさそうなのであまり読みたいと思わない(表現普通)。
  4. タイトルだけでは内容はわからない(得られるもの曖昧)上に、読みたいとも思わない(表現普通)。

というような、分類ができます。

これだけ見ても、いまいちピンとこないと思いますので、一旦人間に置き換えてみましょう。

そうすると、「イケメンかフツメンか?」と「印象良か印象悪か?」の横軸縦軸で分類できます。

実際はタイトル同様中身を知らないことには、性格まではわからないので、あくまで印象の話です。

人間にたとえた時の印象4分類

  1. 印象良いのイケメン
  2. 印象悪いのイケメン
  3. 印象良いフツメン
  4. 印象悪いフツメン

という分類になりますね。

それぞれのキャラクターを見ていきましょう!

1、印象良いイケメンは、まさに正統派主人公タイプ!

爽やかだったり、熱血だったり、元気だったり、とにかく「好かれる」印象を持ち、外見もイケメンな1はまさに正統派な主人公タイプ。

このタイプに憧れを抱くのは、当然のことです。人気ナンバー1になるのもここです。

ですが、この「非の打ち所がない」タイプは、量産され尽くしてしまう故に時に「つまらない」と感じてしまうこともあります。

そのために、スパイスとして、この1と対比としてでてくるのが2のタイプです。

非常に扱いやすい優等生ポジションですね。

2は、火傷注意なヤンキータイプ!

無愛想だったり、不良だったり、人相が悪かったり、とにかく「トゲのある」印象を与える、けれどかっこいい、という2は邪道な人気者。

綺麗なバラには棘があると言うように、場合によっては、主人公タイプよりも人気がでることもあります。

学生の頃は、なぜか優等生タイプの男のよりも、ワルで不良な男のほうがモテたりしますよね、それに似ているかもしれないですね。

また、「普段は無愛想なのに、実はいいヤツ」、的なギャップに萌えたりするのもこのタイプです。

しかし、使い方を間違えると、只々嫌な印象を与えるだけなので注意が必要です。つまり、取扱い注意な劇薬ポジションです。

1と2がわかりやすいほどに、人気を集めます。

3、4になると、やはり主役の座は得られませんが、3はなかなかのポジションです。

3は、万年脇役の良い奴(潜在能力高め)

爽やかな良い奴です。3枚目なタイプですね。

主人公に一歩及ばない主人公の相方的ポジションですね。

基本的に「良い人」というポジションで当たり障りのない感じが多いですね。

例えば、主人公が落ちぶれそうになった時に叱咤激励してくれたり、実力不足なのに体を張って助けてくれたりします。

主役ははらないけど、安定感のある無難なポジションです。

ただ、このタイプはストーリーにおいてはかなりのポテンシャルを秘めている場合が多いです。

なので、彼が覚醒すると主人公クラスの力を手に入れたりします。彼の成長物語が描かれることも多いですね。

4、は、名前もないモブキャラ

印象が悪い、というよりも「印象に残らない」というのが正しいですが、4は名前すらないモブキャラです。

モブというのは「群衆」を意味しますが、要は、背景のように描かれるキャラクター設定のないキャラのことを指します。

このタイプはとにかく存在感がない。いやむしろ、存在感を出してはいけない。

もしくは敵役に簡単に倒されて、敵の恐ろしさを表現する、というような扱いをウケるくらいのキャラクターです。

ストーリーを彩る、という意味では必要ですが、タイトル、つまり主役を張れるかと言うと「絶対ダメ」なポジションですね。

というような4つのタイプ分けができます。

キャラクター4タイプの分類まとめ


さて、これらをもう一度「タイトル」の話に戻してみましょう。

それぞれのタイプのキャラクター性をタイトルの話に重ね合わせてみます。

キャラクターを重ねたタイトル4タイプ分類

  1. タイトルだけで内容がわかり、表現も上手い。=正統派主人公
  2. タイトルだけでは内容がわからないけど、気になってしまって読みたくなる。=火傷注意!ヤンキー
  3. タイトルだけで内容がわかるけど、面白くなさそうなのであまり読みたいと思わない。=万年脇役の良い奴
  4. タイトルだけでは内容はわからない上に、読みたいとも思わない。=名前もないモブキャラ

さて、こうやって見ると、それぞれのイメージが明確になってきますね。

では更に具体例をあげてみましょう!

(人の感覚によっては、「これは1じゃなくて、2じゃないの?」と感じるものもあるかと思いますが、明確に分けられるものでもないので、ご了承ください)

1、正統派主人公なタイトル

表現は秀逸で、中身を読んで得られるものがわかるという、まさに理想のタイトルです。

まずは、このようなタイトルを付けられるように目指しましょう。

参考例としては、ノウハウ書なんかはこういうのが多いですね。

1のタイトル例

※リンクが付いているものは実際の書籍タイトルやテーマです。リンク先はAmazonに飛びます。

2、火傷注意!ヤンキーなタイトル

1と比べると、よくわからないタイトル付けをする場合が多いです。

考える上で最もエキサイティングなタイトルですね。

タイトルだけではよくわからない。

だけど、このままだと情報が不完全で気持ち悪くて、中身を読まないと気持ちが収まらない! というようなタイトルのことを指します。

「不完全」だからいいのです。

不完全なものというのは、人間は埋めたくなるなるので、「クリック」という行動を促しやすいのです。

(不完全なものが気になってしまう心理は、ツァイガルニク効果と呼ばれます)

しかしあまりにも、その引力が強い割に中身が空っぽだと、「釣りタイトル」となってしまったり、逆に奇をてらいすぎてワケわからないと言われることもあるので注意です

※ 釣りタイトルと言うのは、見たい欲求を掻き立て思わずクリックさせるけど、中身がぜんぜん違うような悪質なタイトルのこと。

2のタイトル例

2のタイトルは「欲しい!」という気持ちよりも、「なにそれ、気になる!」が多いですね。

3、万年脇役の良い奴なタイトル

はじめに断っておくと、このタイトルは、ダメじゃないんです

むしろタイトル付けの8割位はこれなんじゃないか? と思うくらい「普通」なんです。わかりやすいんです。

だけどストレート過ぎるんです。面白みがないのです。

ですが、逆に言えば「バイブル」的なものはこういうタイトル付けになっていたりするのも事実なんです。

安定感はかなり強いタイトルですね。

3のタイトル例

3のタイトルは、ストレートなものばかりですが、リンクが付いているものは実際の書籍タイトルです。

しかも、名著と呼ばれるものばかり。

ライティングを極めたいならば、ぜひリンク先に飛んで購入をおすすめします。

基本的には、専門用語でシンプルにまとめられたものは「その分野に興味がある人」には刺さります。

ただし、意外性がないので、欲しい人は絶対欲しいけど、それ以外の人は興味がわかないものだったりします。

4、ダメ!絶対使用禁止のタイトル

ここに並ぶようなタイトルは絶対にNGです。

書籍タイトルなどには絶対採用されないようなレベルのタイトルなのですが、例としてあげておきます。

特徴としては、分類どおり、得られるものもよくわからないし、表現も普通のタイトルです。

4のタイトル例

  • 海に行ってきました。
  • お客様からの感想
  • セミナー開催しました。

基本的に、日記的なブログを書いている人がつけがちなタイトルがこういうものになります。

内容は悪い意味で分かります。

しかし「得られるもの」はさっぱりなので、「きっとつまらないだろう」という悪い予測を立てられて、読まないことを選択してしまいます。

3との違いは、この「内容を読んで得られそうなもの」への期待値です。全く期待できないものはどの層にも刺さらないのです。

まとめ:4分類のうちの3タイプを使い分けて行こう!

さて、ここまでみてきたように、1の正統派主人公なタイトルを使いこなせるようになることが一番大事ですが、2や3もタイトルを彩るという意味では、大変使い勝手の良いものです。

4だけは絶対に使ったらダメです。

1はとても「欲しい!」と思わせてくれるタイトルです。

2は「なにそれ気になる!」と思わせてくれるタイトルです。

3は「得たいもの」である場合は非常にストレートで伝わりやすいタイトルです。

これらは3つは三者三様、全部良いのです。

ただ、それぞれにも、1は長ったらしくなりがちで、つけるのも難しい。

2は奇をてらいすぎてワケわからなくなりがちでつけるのも難しい。

3はつまらなくなりがち。というデメリットもありますので、練習しながら感覚を磨いていってくださいね!

最後に、参考になる書籍を紹介しておきます。

タイトル付けに役立つおすすめの3冊

短い言葉の作り方を知りたいならばこの1冊!

この本は、キャッチコピーの作り方を「何を言うか?」と「どう言うか?」という考え方で分けて説明してくれています。

読みやすく、書籍としても安いのでおすすめです!

タイトル付けの表現方法分類を学びたいならばこの1冊

キャッチコピーの表現方法にはいくつかの「型」があります。そ

れを知ることで、型から発想して言葉を作ることができます。

ブログ・メルマガのタイトルづくりの決定版の1冊

単語レベルで「目を引く」言葉を知りたい人はこちら。

ここにでてくる言葉をタイトルに加えるだけで、かなり秀逸な表現になります。

タイトルの前に、記事内容が良いことは大前提である

以前私の知人が、とあるメルマガに対して次のようなことを言っていました。

「タイトルは凄く期待させてくれるのに、読んでみると内容が薄いんだよね……」と、とても残念がってました。

当然、そのメルマガはタイトルは良いけど、内容薄い上の図の「2」の状態が続いたので、もう読んでないみたいですね。

このような不満ゾーンはなるべくなら避けたい。

避けるには、自分の専門家力を上げ続けることと、変にキャッチコピー力だけを高めすぎないことです。

内容ありきだということをまずは覚えておきましょう。

タイトルの表現力を上げる技術ばかり磨くとアンバランスになる

タイトルにはいろんな表現方法があり、またそれを紹介している本もたくさん出ています。

それらの本を読むのは大切なことですが、テクニックばかりに走るのは要注意です。

例えば、「穴埋めにする」「数字を使う」など、表現力を高める方法ばかりを知ってしまうと、ハリボテのようになります。

ハリボテ、つまり、「見栄えだけ良くて、中身空っぽ」の状態ですね。

そうならないためにも記事内容の濃さは重要です。

▼簡単に記事内容を濃くするライティングテクニックを記事にまとめました。

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