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1人に絞ることで感情移入が生まれる。〜チア☆ダンから学ぶペルソナの力〜

主役はあくまで
軸となる視点にすぎない
 

こんにちは、「ゆう」です。

 
実話を元にした青春映画の
チア☆ダン
~女子高生がチアダンスで
全米制覇しちゃったホントの話~
を見てきました。
チア☆ダン
 
 
 
前回は、キャラクターは
ポジショニングで創れる
ということについてお話しました。
▼前回の記事
1人に絞ることで感情移入が生まれる。〜チア☆ダンから学ぶペルソナの力〜

自分のポジションを作ろう!~チア☆ダンから学ぶキャラ立ちの力~


 
今日は「主人公」
というものについて
ビジネスに当てはめつつ
話していきます。
 
 
 

誰もが主人公になれる世界!〜チア☆ダンから学ぶ選ばれる力〜

 

自分が持っているもの、相手が持っているもの

あなたは
「●●さんみたいだったら良いのにな…」
と思ったことはないですか?
 
容姿や性格など
自分には無いものを
持っていると羨ましく
感じるものです。
 
ですが、一度
自分中心ではなく、
相手の目線で見てみると
見え方が変わってきます。
 
簡単に言うと、
自分が短所だと
思っていたことが
長所になることがあります。
 
例えば、
駆け出しアイドルの
胸が小さい女の子Aが
「同じグループのBさんみたいな
巨乳に憧れるな〜」
思っていたとします。
 
この場合
Aさん本人は
「巨乳=人気、カワイイ、セクシー」
などいい印象を持っていて
そうじゃない
自分を否定しています。
 

特徴は捉え方次第で長所にも短所にもなる

 
ですが、
中には胸が大きくないほうが良い
という男性もいますので、
実際にアイドルとしての
需要を考えると
 
AさんもBさんも
ファンからしたら
それぞれの別の需要を満たすのです。
 
要は、捉えようなのです。
 
ネガティブに捉えるか、
ポジティブに捉えるか。
 
「背が高い」という特徴も
=スタイルがいい
と捉えるか
=ひょろっとしたノッポ
と捉えるかで
全然印象が変わります。
 
 
何を正義とするか
何を良いものとするか
 
そうやって考えることが大事なのです。
 
そう考えると
実際はどんなキャラでも
主役になることは出来ます。
 

主役がいるのは「視点」を統一するため

 
映画やドラマ、マンガに
主人公がいるのは
「その人の視点で世界を見てほしい」
 
という視点の統一化を
行っているに過ぎません。
 
その人(主人公)の
価値観を中心に
ものを見て、
リアクションし、
ココロの中で感じていることを
視聴者に魅せる。
 
それに対して
「あるよね〜がんばれ〜」とか
「いや、それはないわ」とか
 
自分の価値観と
照らし合わせながら見る。
 
そうしていくことで、
視聴者はどんどん
感情移入していくことができます。 
 

誰の視点でも無いと、入り込めない

 
これが
誰の視点でも無ければ、
誰に共感することもなく
誰を応援することもなく
誰を敵視することもなく
感情移入せずに終わっていきます。
 
サバンナの映像を映す映像ですら、
追う肉食動物か
追われる草食動物か
で見方は全然変わります。
 

主人公が変わると、「混乱」する

 
視点や主人公が変わるだけで
ただでさえ混乱するんですよ。
 

君の名は。は男女の視点が目まぐるしく変わる

 
大ヒットした
「君の名は。」は
2時間弱の中で
主人公2人の視点が
コロコロ入れ替わります。
 
だから、
見た人によっては
「なんだかよくわからなかった…」
という印象を持つのです。
 

「怒り」では3人のストーリーが切り替わる

 
2016年にやっていた
「怒り」という映画は
関連性は
「指名手配犯に似ている」だけの、
全く関連のない3人。
 
彼らを取り巻くストーリーが
コロコロ切り替わるので
これもやっぱり見る人によっては
「難しい」と感じます。
 
※私はどちらの映画も好きです。
余談ですが、「混乱する」ことが
全部が全部悪いわけではないです。
 
主人公を1人設定し、
主人公を取り巻く視点で
物事を魅せることで
物語はスッキリします。
 
ちなみに殆どの場合、
完全に主人公目線ではなく、
たまに相手側にクローズアップ
するのは、
相手側の状況や感情を魅せることで、
 
「主人公、早く気付いてあげて!」
とする効果もあります。
 
主人公からの視点だけでは
相手を知るのに
情報が少なすぎますからね。
 

ペルソナを1人に絞ることで視点が定まる

 
だいぶ、ビジネスの話から
遠ざかりましたが(笑)
 
ここから置き換えられることは
 
「ペルソナ」の重要性です。
 
ビジネスを考えるときに
「ペルソナ」
つまり
たった一人の
あなたの理想のお客様
を設定することが重要だと
されていますが。
 
映画の主人公のように
視点を決め
軸を定めることで、
 
「自分ごと」として
捉えてもらいやすくなります。
 

「ペルソナ:20代女性」は誰も絞ってないのと同じ

 
ペルソナを
「20代女性」とかにしているのは
 
主役を
「福井県の高校のチアダンス部」
とかと言っているようなものと同じです。
 
どこか遠い視点なのです。
 
ペルソナを決めることは
あなたの商品の「主役」
となるお客様を決めること
なのです。
 
あなたの商品の主役は誰ですか?
ぜひ、明確にセットしてみてくださいね(^^)
 
ペルソナのセットアップについては
こちらの私のブログ記事を参考に!

【まとめ】集客したいなら必見!ペルソナ設定は自己流だと間違えやすい

 

ペルソナ設定はなぜ集客失敗するのか?ターゲットのお客様が来ない間違いだらけのマーケティング


 
 
チア☆ダンから学ぶ話は
まだまだ続きます♪
次回は、
主人公の選択した人生に
立体感を出す「影」の存在についてです。
 
次回:選ばなかった未来を魅せる〜チア☆ダンから学ぶ対比の力〜

選ばなかった未来を魅せる〜チア☆ダンから学ぶ対比の力〜


 
 

追伸:「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました

この衝撃的な一行を知っていますか?
 
2013年の新聞広告クリエーティブコンテストで
最優秀賞を受賞したコピーです。
 
この広告には
次の1文も書かれています。
 

一方的な「めでたし、めでたし」を生まないために
広げよう、あなたが見ている世界。

 
本来の主人公は「桃太郎」で、
鬼退治をしてめでたしめでたし。
となる視点に対して、
 
鬼の子供の視点ならどうでしょうか?
 
という問題提起をしているのです。
 

もしもの「鬼側の」物語

 
例えばこの発想から広げて、
鬼はなぜ鬼ヶ島にいるのでしょうか?
鬼はなぜ人間に悪さをしたり、
金品を奪ったりするのでしょうか?
 

もしも、迫害を受けて島に隔離されていたら…

 
実は
元々は鬼は温厚で
人間と共存をしたかったのに、
 
見た目が違うことで
人間が嫌い、怖がり
仕事も食べ物も住まいも
共有してもらえず
迫害をうけ、
 
生きるためには
「奪うしか」
選択肢がなかったの
かもしれないですよね。
 

もしも、背景を知らない余所者が一方的な情報を鵜呑みにしていたならば…

 
そして、桃太郎の
耳には「噂」として
届きます。
 
噂は流した側の視点の
バイアス(偏見)が
絶対にかかるので、
 
「鬼は凶暴で
とんでもなく悪いやつだ!」
という印象が残るわけです。
 

視点が変われば、全く印象が異なる

 
もちろん、
そんな「鬼は温厚だった」
なんてのは私の作り話なので、
 
元々同情の余地のない
「サイコパス」
なのかもしれませんけどね。
 
 
何が言いたいかというと、
見方を変えれば、
正義なんてものは
簡単に変わってしまう。
 
 
「主人公」を変えれば、
メッセージは変わる。
 
ということです。
 
だからこそ
誰の視点で見るかを明確にする。
ペルソナ(たった一人の理想のお客様)を決める
ということが大事なのですよね。
 
桃太郎の物語で、
完全に敵対関係にある
鬼の裏側の真実
(同情できちゃうような話)
なんか入れた日にゃ―
 
ブレますからね。
 
 
次回:選ばなかった未来を魅せる〜チア☆ダンから学ぶ対比の力〜

選ばなかった未来を魅せる〜チア☆ダンから学ぶ対比の力〜


 

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