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選ばなかった未来を魅せる〜チア☆ダンから学ぶ対比の力〜

人生の分岐点
もう一つの物語
 

こんにちは、「ゆう」です。

 
実話を元にした青春映画の
チア☆ダン
~女子高生がチアダンスで
全米制覇しちゃったホントの話~
を見てきました。
チア☆ダン
 
 
前回は、主人公をたてることは
ペルソナを設定することとおなじ
ということについてお話しました。
▼前回の記事
https://positioning-letter-writing.com/?p=1268?1275
 
今日は「主人公」
と別の道を歩んだ
1人の女の子に焦点を当てていきます。
 
※若干のネタバレ含みます!
 
 

選ばなかった未来を魅せる〜チア☆ダンから学ぶ対比の力〜

チア☆ダンは
主人公が高校に進学し、
チアダンス部に入部する
ところから始まります。
 

落ちこぼれの主人公と高ビーなお嬢様

 
入部早々鬼顧問の
熱血指導に面食らいます。
 
生き残ったメンバーだけで
新生チアダンス部が
活動をはじめます。
 
最初はダンスの
レベルを
見るのですが、
そのときに
 
既にダンス経験者で
能力が高い人が3人います。
(主人公は落ちこぼれ)
 
前々回の話で言えば、
・真面目な優等生
・人付き合いが苦手な孤高の実力者
 
そして、
もう一人、
・お嬢様で高飛車な才女
 
このキャラクターもまた
この映画にとても
立体的な色をつけてくれます。
 
一般的な物語でも出て来る、
主人公をバカにする
「オーホッホッホ」
とか笑っちゃう
タイプの子です。
 
育ちが良くて
習い語をこなし
基本的に優れた能力を持つ。
 
しかし、
甘やかされて育っているために
凡人の主人公たちを
見下し、馬鹿にする。
 
いわゆる
ライバルキャラになる
タイプの女の子ですね。
 

団結しそうなところでやってくる最初の試練

 
※ここから更にネタバレ
 
この子も含めて
チアダンス部は
がんばるのですが、
 
最初の大会で
ダンス部全体で
大失敗・大失態
を起こし。
チームがバラバラになります。
 
(ここらへんも
ウォーターボーイズに似ていますね。)
 
「もうチアダンス部なくなっちゃうのかな…」
という危機に
 
主人公が立ち上がり、
 
仲間たちを説得に
向かうのです。
 

唯一戻ってこない、主要キャラクター

 
その時に
主要実力派人物にして
唯一説得に応じず
そのまま部活を離れたのが
この高飛車なキャラでした。
 
彼女は、最後まで
部活に戻ってくることは
ありませんでした。
 
主人公たちが
奮闘し、成長していく中
 
その変化成長に気づかずに、
バカにし続ける彼女。
 
「世界なんて無理」
「一生福井地獄」
 
そうやって
夢をあきらめさせるような
ばかにするような態度をとります。
 

まさかの逆転劇に唖然とするお嬢様

 
しかしながら、
この映画のタイトル通り、
チアダンス部は
全米制覇します。
 
その中継を
福井の高校で
目の当たりにした彼女は
 
放心し、
持っていたカバンを
地面に落とします。
 
自分が
散々バカにしていた人たちが、
自分が目指していたところに
いるのですから、
 
悔しさ、怒り、寂しさ、
いろいろな感情が
入り混じっていますよね。
 
 
さて、
この役に込められた意味は
 
「選択しなかった未来の主人公」
です。
 

主人公が選んだ人生との対比

 
主人公よりも優れていて、
チャンスもあったのに、
自分の選択1つで
そのチャンスを掴めなくなってしまった。
 
 
主人公にも
何度も「やめようかな」とか
「もう出来なくのかな」とか
葛藤する場面があります。
 
それでも
あきらめずに続けました。
 
困難に負けず
あきらめずに続けたことで
栄光を掴んだ主人公と
 
仲間をバカにし、
見放した結果
栄光をつかむことが
できなかった才女。
 
この光と影の対比が
栄光に立体感を生み出します。
 
まさにこのAとBのようなものです。
立体感の違い
 

選択した未来(光)と選択しなかった未来(影)が生み出す立体感

 
この構図は、
ビジネスでも、
大切な要素です。
 
 
あなたの商品やサービスを
利用して訪れる良い未来と
利用しなかったときに
訪れる悪い未来。
 
その対比を魅せることで
お客様は、
 
より鮮明にイメージして
商品購入の決定を行っていけます。
 
必要以上に脅す必要も無いですが、
買わないことで訪れる
リスクは伝えておいたほうが
親切ですよね。
 
最終的に
選ぶのはお客様ですから。
 
 
お客様のために
「もし、買わなかったら…」
の未来も想像して
伝えていってくださいね!(^^)
 
次回:みんなで力を合わせて敵を倒せ!〜チア☆ダンから学ぶ仮想敵の力〜

みんなで力を合わせて敵を倒せ!〜チア☆ダンから学ぶ仮想敵の力〜


 

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追伸「ファンタジーでよくある構図

例えば、
小さい頃からよく遊んでいた親友が
ある事件を境に主人公と生き別れ、
 
主人公は旅立つことを
余儀なくされる。
 
旅の道中で、
親友と再会するも、
親友は敵勢力の
実力者となっていた。
 
最大の親友が
最大のライバルとして
立ちはだかる。
 
 
というキャラ設定は
ファンタジーものでも
よくありますが、
これも「対比」ですね。
 
光の主人公と
闇の親友
 
同じ体験をし、
同じような
未来をつかみたくても
 
得るための
「手段(正義)」が違った。
 
未来が同じでも
正義が違うから
 
分かり合えること無く、
戦うしか無いのです。
 
まぁこういうことって
ファンタジーに限らず
ありますよね。
 
 
「幸せ」
という言葉は
とても曖昧なものですから。
 
幸せの定義も
価値観も
手段も
人ぞれぞれ違うから、
 
どんなに一緒にいても
考えを分かつ時はありますね。
 
そんな時は
物語の主人公だって
葛藤しますから、
 
葛藤して
乗り越えていきましょうね。
 
 
結局
自分が貫こうと思って
貫き通したものが
正義ですよ。
 
 
チア☆ダンに出てくる才女だって、
高校では全米制覇の一員に
なれなかったとしても
 
元々やっていたバレエで
(バレエ再開を理由に戻ってこなかった)
成人して
世界的プリマとして
活躍したなら、
 
そっちのほうが
勝ち組かも知れませんしね。
 
 
要は
見方なんて
誰の視点で
どこを切り取るか
でしか無いわけです。
 
 
今がダメでも、
これから成功する
ヒーローズ・ジャーニーかも知れないし、
 
 
今がよくても、
これから転落するかもしれない。
(それならそれでV字回復ストーリーに!)
 
いつだって私たちは
自分の人生の主役なのです。
 
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