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【物語でマーケティングを学びたい人必見】無名の小さなお店(あなた)が有名な大きなお店(あいつ)に勝つたったひとつの戦略

物語で分かる、個人が大手に勝つ方法

こんにちは、「ゆう」です。

 

ビジネス書が難しくて全然理解できない人はこの本をまず読むべし!!

私自身、起業家のコンサルティングをする上で多くの書籍を読んでいますが、
正直字が多すぎて「うわ!」となることもあります。
 
本当は図解や物語があると、嬉しいのです(^^)
そんな中、
「マーケティング」について、物語形式で「わかりやすく」「やさしく」書かれている本を見つけましたので紹介します!
 
 
星ヶ岡のチンパンジー 無名の小さなお店が有名な大きなお店に勝つたったひとつの戦略
著:川上徹也 with ぎんなん

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川上さんは「ストーリーブランディング」の第一人者で、個人起業家が実践できる戦略を数多く本を通して執筆されています。
ライティングについて学びたいならば、川上さんの本は必読です。
川上徹也さんの書籍をAmazonでチェックする。
 
今回のこの本は、ストーリー(物語)、解説、ワークシートの3部構成になっております。
 

個人起業家で、ビジネス書の難しい言葉に拒否反応が出ちゃう、感覚的な女性にオススメ。

 
副題の「無名の小さなお店が有名な大きなお店に勝つたったひとつの戦略」というとおり、
物語の部分では、個人でやっているお店が、大きなお店がニューオープンしたことで危機に陥りそこから再起するために奮闘するストーリーです。
 
ここ出てくる危機や、感情、誘惑、不安、希望、そして、起死回生の一手。
無名の新人起業家が、これから起業家として、他の人ではなく、自分を選んでもらうために
知っておきたい、そして、避けたい、実践したい、ことばかりです。
 
個人起業家で「ビジネスのこと勉強したいけど、よくわからない」という人で、
物語が好き、ほんわかした世界観が好きな方は、まずこの本を手にとってみてください。
小難しさがないので、感覚的な女性なんかにはまず一番に読んで欲しいビジネス書です。
 

大手有名ライバルに勝つ方法は星ヶ岡のチンパンジーに学べ!

この本の大半を占める物語のあらすじをご紹介します。
 
主人公はある町の外れの丘の上に住むキエ。
彼はここで「ヤサボノ」という家庭料理を扱う小さな食堂を経営していました。
 
丹精込めてこだわって創っているヤサボノはとっても美味しいものでした。
 
ちょっと交通の便が悪い場所でしたが、
一度食べに来てくれたお客様が口コミを流してくれて、
商売は繁盛していました。
 

大手有名ライバル店の出現により、お客様が奪われる…

 
しかし、
ある日、街に「レストラン」が出来たことで客足が途絶えてしまいます。
 
レストランにもメニューの一つに「ヤサボノ」があったのです。
 
自分のこだわって創った「ヤサボノ」の方が美味しいのに…
 
 

有名ライバル店に勝つための間違った戦略「価格競争」

 
そんな中、とある「コンサルタント」に出会います。
 
 
そして彼はキエを救ってくれると言います。
 
彼は言いました、
「大幅に値下げしましょう」と
そして
「広告をまきましょう」と
 
彼の言うことを素直に聞き、採算度外視で安売りして広告をまいて
ようやく客足が戻ってくるのですが、
 
それも、長くは続かず、直ぐに大手が更に安売りをしてきて対抗してきました。
 

競争なんかしないで済む「自分だけのお店」づくりへ

価格競争に巻き込まれ、
多額の借金を背負い
心身ともにボロボロになったキエは、
 
仲間の助けもあり、
 
もう一度やりなおそうと決めます。
 
そして、ほそぼそとやり直しはじめたキエの店に
 
ある日老人が訪れました。
 
そして、ヤサボノを食べて、帰りに一言。
 
「ヤサボノは確かに美味しい。でも、店はつまらんな」
 
とその言葉をヒントにキエは、
創意工夫を更に重ね。
 
この店でしか体験できないような、味わえないような。
お店づくりをして、
 
もう二度とお客様をとられたり、価格競争をしなくていいような
繁盛店へと発展していくのでした。
 

価格競争ではなく、自分だけの「ストーリー」を創れ!

 
キエはなぜ、「コンサルタント」に(結果的に)騙されて、価格競争に陥ってしまったのか?
 
結構、多くの起業家が「私はそんな風になるわけない」と思っていますが、知らぬ間に、価格競争に陥っているケースが多いのです。
 
それはキエのストーリー。
キエとコンサルタントであるガリブとのやり取りを見ているとよくわかります。
(そして、このコンサルタントに、私は同じコンサルタントとして非常に不快感を覚えるわけですけどね^^;笑)
 
相手が大手の有名ライバル店の場合、絶対に「価格」では勝てません。
※ボランティア並の価格でやれば勝てますが、それではビジネスとして成り立ちませんから。
 
大きいところにはスケールメリットと言うものがありますからね!
スケールメリットについてはこちらの記事を参考に
 
キエが再起するきっかけとなる
「ヤサボノは確かに美味しい。でも、店はつまらんな」
という言葉に非常に大きなヒントが隠されています。
 
実際にどんなふうに店を変えていくのかは本を読んでもらいたいのですが、
 
キーポイントは「自分だけのストーリー」を作ることです。
 

本書は分かりやすい解説と、ワークシート付き

なぜキエは1度失敗してしまい、そして、成功することが出来たのか?
それをこの本では物語の後に、川上さんが分かりやすい解説で説明されています。
 

「志」「差別化」「エピソード」で自分だけのストーリーを創る。

自分だけのストーリーを作ること。
それは
「志」「差別化」「エピソード」という3つの要素を明確にしていくことで創っていけます。
 
価格や品質競争ではもう売れませんし、たとえ売れても一時的なものです。
 
大事なのは「志」と「ストーリー」なのです。
 

有料を出すとしても同じこと

 
それは有料で広告を出すときも同じです。
 
有料広告はお金による掛け算なので、
無料で出来るプロモーションをしっかりと行わずして、
有料にしても効果は出ません。
 
 
安売りのクーポンに群がるお客様が何を求めてきているかを考えれば分かることです。
「安いから来る」ではなく、
 
「この人あるいはモノ、店に惹かれたから来る」
そんな商売をしなければ、
「選ばれ続けることはない」
と教えてくれています。
 
 
「志」「差別化」「エピソード」という3つの要素を明確にしていくワークもついてますので、
ぜひ、読んでみてくださいね(^^)
 
星ヶ岡のチンパンジー 無名の小さなお店が有名な大きなお店に勝つたったひとつの戦略
著:川上徹也 with ぎんなん

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