ストーリーというのは
平坦なものではないから
感動がある。
こんにちは、
USPデザイナー畠山勇一です。
世界一平凡な物語
昔々、
あるところに
おじいさんと
おばあさんが
暮らしていました。
子供はいなかったのですが、
いつまでも仲睦まじく
特に何事も起こらず、
天寿を全うしました。
めでたしめでたし……
そんな
ストーリーじゃ
盛り上がりようが
ないですよね!?
さてでは、本日の本題に入りましょう!
◯感動を呼ぶ、○○回復ストーリー
前回は、
バットマン・ビギンズを見たことから
「ヒーローズ・ジャーニー」
という
物語の王道の法則について
お話をしました。
▼前回▼
https://positioning-letter-writing.com/?p=1026?wp
ヒーローズ・ジャーニーは
物語の王道中の王道です。
変化系はあっても、
殆どがこれに当たります。
そしてこのヒーローズ・ジャーニーを
もっと端的に表した
ストーリーがあります。
それが、
「V字回復ストーリー」
と言います。
まぁ厳密には
V
ではなく
N
な感じですけどね…
落ちても這い上がるストーリー!
V字回復のストーリーは
こんな感じです。
一度ある程度まで上がって、
そこから急転直下、
危機的状況に陥り、
窮地で起死回生の一手により、
回復しさらに大きくなる。
というストーリーです。
これ
バットマン・ビギンズも
全く同じこの流れに
なっていませんか?
ヒーローズ・ジャーニーの
骨格は
「V字回復ストーリー」
なんですよ。
人は
変化、成長、葛藤、成功
と言うようなものが
あると感動します。
文章で言えば、
「起・承・転・結」
ですよね。
ただ努力して、
右肩上がりに
うまくいくストーリー
なんて共感できないのです。
弱さや悲しみ、
そういうものを
乗り越える描写があるから
「ああ、この人も
私と同じなんだな」
と共感し、
応援したくなるのです。
「ヒーローズ・ジャーニー」
というと、
「私そんなに凄くないし…」
と思ってしまう方も
多いですが、
「V字回復ストーリー」
あるいは
「挫折を乗り越えた経験」
というものであれば、
起業家ならば、
1つや2つ持っていますよね。
そういう
「マイストーリー」を
しっかりとお客様に
お見せしていくことで、
あなたのファンは
急激に増えていくのです。
では、次回は
ストーリーの別の例についてお話していきます。
次回:こんなヒット曲はない。〜絶対売れない逆の常識から学ぶヒットの法則〜
ストーリーマーケティングを学びたい人必見!
ちなみに、
ストーリーマーケティングに
深く興味がある方はこちらの記事で
紹介している本はおすすめです。
▼
追伸:「まんまとハマっています。」
「○○回復」など
タイトルをあえて虫食い式にして、
答えをわからなくしたりすると、
(メルマガの方は「○○回復」となっていました。)
答えが気になって
仕方なくなりますよね?
そして、思わず
メルマガを開いてしまったり、
クリックしてしまったり…
こういう
「不完全なものを完全な形にしたい」
という欲求を
「認知的不協和」
といいいます。
もっとざっくりいうと、
「もやもやしているのは気持ち悪いから、
問題解決のために行動する。」
と言うことです。
穴があったら
埋めたいのが
人間の心理
ということです。
ここまで来ると
「認知的不協和」
という言葉が相応しいかは
わかりませんが、
完全無欠の人間よりも、
愛嬌があって
欠点がある人間の方が
愛されるのも
それが理由
かもしれませんね。
こういうことを
知っておくのと
知らないのでは
お客様を
感動させる
術の幅が
大きく変わりますね。