続編だからと言って「その1、その2」とかはNGです。
こんにちは、「ゆう」です。
ウェブ集客でブログを検索してもらうための「SEO対策」について必要なことは、「検索されたいキーワードをタイトルに入れること!」ですが、注意点があります。
それは、キーワードを入れることに固執して「似たようなタイトルで記事を書かないこと。」です。
なぜダメなのか?今回はその話をしていきましょう。
続編記事につけがちな「同じようなタイトル」って…?
同じようなタイトルを付けがちなのが一番わかり易いのは、「続編記事」ですね。
続編記事は例えば、「劇的に売り上げをアップするUSPの作り方」という記事を書いたとしますね。
この記事が1記事で終わらず、続編となる場合。
タイトルを付けるのが苦手な方はこんなタイトルを付けがちです。
悪い例
- 続・劇的に売り上げをアップするUSPの作り方
- 劇的に売り上げをアップするUSPの作り方その2
- 劇的に売り上げをアップするUSPの作り方・後編
- 劇的に売り上げをアップするUSPの作り方②
などですね。
一見、続きものなので、分かりやすいかなと感じなくもないですが、人から見ても、Google(ロボット)から見ても、わかりにくいのです。
こんな感じですよ。
まず、「人から見た時」、冒頭が全部同じ。
「続・」に関してはまだマシなのですが、他のタイトルは全て冒頭が「劇的に売り上げを……」となっていて全部同じに見えるのです。
実際のところ、タイトルが長すぎるとほとんどの場所で一番最後の方は「…」と省略されて表示されることが多いので、「あ、また同じ話か…」と興味を持ってもらえない可能性があります。
マンガのタイトルのイメージで付けないこと
マンガのコミックスが「(マンガタイトル)1巻」とかで表記されているので、そういうイメージなのかもしれませんが、そのイメージで言うならば、ブログ記事1記事1記事はマンガや連続ドラマの1話1話のタイトルをイメージしてみてください。
マンガも連続ドラマも、1話毎に違うタイトルをつけています。
たまにマンガやドラマの話のタイトルでも1とか2とかで連続性を出している場合もありますので、一概には言えませんが、次のGoogle側(ロボット)から見たときの場合を考えた時に「似たようなタイトルはダメ!」というのがハッキリわかります。
SEO的には「似た言葉」はGoogleが迷う
これは前回お話した以下の記事の話を思い出してください。
▶そのアメブロの良記事、WordPressには引き継げませんよ!
この記事では、「コピー記事は検索上位に上がらなくなります。」という話をしました。
Googleが「似た記事かどうか?」を判断する上でタイトルは最も影響のある部分です。
せっかくどちらも良いことを書いているのに、「似ている」と判断されて、検索上位を狙えないなら、とんでもない機会損失をしています。
10個の記事を作るなら10個の入り口を作るつもりで
例えば、その連載記事を10回続いたとして、全部記事が「その1〜その10」というタイトルを付けていた場合。検索で表示されるのは、その中の1つとなる可能性大です。10個も記事書いてるのに、検索結果ではその全てが反映されません。
しかし、たとえ連載記事でも全て毎回別のタイトルを付けて、別のキーワードにヒットするようにタイトルを書いたならば、、、10個の記事がそれぞれ活きてきます。
連載にも関わらず、別々の入り口としても機能してきます。
そして、連載なので、興味をもったらその前後の記事も読みたくなります。人間の心理ですね。
ドラマやマンガに学べ!独立した連載記事を書け!
連載だからといって、1話から読まなくてはいけないなんてことはありません。週刊連載の漫画や連続ドラマを思い出してください。どの話からでもファンになれるようになっています。
最終話近くになると総集編をやったりして、もうひと押ししますよね。
連載記事はどの記事から読んでも、何かしら得られる記事として独立している必要があります。
1話だけの楽しめる、続けて読むともっと楽しい。
これを意識することが大事です。
まとめ、連載でも1話完結モノで勝負!
- 似たようなタイトルはわかりにくい
- 似たようなタイトルは検索されなくなる
- 1話1話別々のタイトルをつけることを意識する。
- 連載だとしても、1記事で気づきが得られる内容にする。
ぜひ、これらを意識してブログを書いてみてくださいね!
追伸:「ディスクリプションも本分冒頭も…」
同じ表現を避けるべきなのはタイトルだけではありません。次の4つも検索のキーワードの対象になりやすいので「同一表現」は避けてください。
- タイトル
- ディスクリプション
- 本文冒頭
- 本文中の見出し
インターネットの世界はロボットが巡回していて、どこにどんな記事があるのかを常にチェックしています。彼らのチェックポイントは人間と同じですね。
本を買うときのチェックポイントと同じ
私達が、たとえば本を買う時にチェックする順番は、
- 表紙のタイトル
- 帯や裏表紙のあらすじ
- 「はじめに」
- 目次
にざっと目を通したりします。これと全く同じ部分をチェックするわけです。
まぁロボットさんは感情的に文章を判断するわけではなく、「どんな言葉が使われているか?」で判断していますので、結構判断基準は白黒はっきりしていますね。
Googleのロボットはどんどん「人間目線」での検索結果の判断をするようになりつつあります。
読み手に好かれる記事=Googleに好かれる記事、この視点はあながち間違いではないのです。