こんにちは、「ゆう」です。
言葉の力は面白いもので、商品名、紹介ページ、購入ページなどを見ていると面白い発見があります。
商品名や商品紹介にみる面白い言葉の使い方
あなたは次の言葉について何か違和感を覚えませんか?
「美味しい水」
「お金を増やす貯金術」
「売上が上がるコンサルティング」
「お肌潤う保湿液」
さあどうでしょう?
よくありそうな言葉たちですが、何か感じるものはありませんか?
私は、ずっと「あること」に気になっていました。
何かというと、「え?当たり前でしょ?」ということでした。
疑問:なぜ当たり前のことをわざわざ言うの?
「おいしい、水」
→美味しくない水なんて飲みたくない!
「お金を増やす、貯金術」
→そもそも貯金の目的がお金を貯めること、だよね?
「売上が上がるコンサルティング」
→多少でも売り上げの上がらないコンサルティングってどうなの?^^;
「お肌潤う保湿液」
→お肌を潤すために使うんだよね?
というように、「提供する側なら、それは当たり前のお約束でしょ!?」と思うネーミングなんですよね。
だけど、個人・法人問わず、そういう名前をつける人が後をたたない…
「何か意味があるのだろうか…?」
この疑問への答えを見出したのがとある本の1節でした。
コピー力を強める簡単な方法「PVA」とは?
これが紹介されているのは現代広告の心理技術101という本です。
お客が買わずにいられなくなる心のからくりとは?
消費者心理を科学的に暴きお客の心を研究し尽くした本
著者 | ドルー・エリック・ホイットマン |
---|---|
出版 | ダイレクト出版 |
価格 | 3,700円(税抜) |
保証 | 90日間返金保証 |
この本のP218〜
「PVA」というものについて書かれています。
PVA=Powerful Visual Adjectiveのこと
PVAはつまり、「イメージがパッと思い浮かぶ形容詞」という意味です。
言葉というのは視覚情報です。
しかし、視覚情報でありながら、五感を刺激することができます。
小説なんかは、表現を巧みに使って、視覚以外の感覚を刺激してきますよね。
この本の例にこんなものがあります。
【悪い例】
「ジューシーな赤りんご」
【よい例】
「口の中に唾があふれる、砂糖のように甘い手摘みのりんご」
いかがでしょうか?
その美味しそうなりんごを想像して、思わず唾が溢れてしまった人もいるのではないでしょうか?
商品を買ってほしいなら、鮮明にイメージさせること
この本のこの1節に書かれていることは、「頭の中に鮮明にイメージさせるような表現を使うことで購買率が上がる」ということです。
商品やサービスを購入したらどうなれるのか?
その青写真を描こう! とは私もよく言っていますが、その青写真が鮮明で魅力的であればあるほど売れる、ということです。
「水」よりも、「おいしい水」の方がイメージできるから使う
さて、最初の疑問に戻りますが、
「おいしい水」という表現は「おいしい水を提供するのは当たり前でしょ」と思って「水」とだけ表記したら、「おいしいことさえ」伝えられなくなります。
当たり前なことだから言わなくていい、ではなく、当たり前に求めていることだからこそ、ちゃんと伝えることが大事なんです。
だから、PVAという視点で考えると、「もっともっと当たり前の価値を伝えていかないともったいない!」ということです。
おいしいのは当たり前なら、その美味しさを徹底的に伝えよう!
ちなみに、現代広告の心理技術101の例文によると
【悪い例】
「もっときれいな水をどうぞ」
【良い例】
「ピュアで、水晶のように澄みきって、氷河のように冷たい水をどうぞ」
だそうなので、ただの「水」という表現よりは「おいしい水」の方がいいけど、それでもまだまだ鮮明に魅力を伝えるイメージとしては足りない、ということですね!
WEB集客したいなら現代広告の心理技術101は必読です!クリックで公式の商品紹介ページに移動します。
お客が買わずにいられなくなる心のからくりとは?
消費者心理を科学的に暴きお客の心を研究し尽くした本
著者 | ドルー・エリック・ホイットマン |
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出版 | ダイレクト出版 |
価格 | 3,700円(税抜) |
保証 | 90日間返金保証 |
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