こんにちは、「ゆう」です。
目標達成するには、段取りが必須です。
そして、段取りはビジネスの基本です。
ですが、段取りを立てられない人が非常に多いのも事実。
だからビジネスが行き当たりばったりとなってしまい、うまくいかないのです。
うまくいかない根本的な原因として「思考」の違いがあります。
大きく分けると積み上げ思考と逆算思考があり、上手くいく考え方は「逆算思考」です。
この記事では、目標達成するために大切な思考の「逆算思考」について解説していきます。
思考の違いに入る前に、そもそも間違いやすい「スケジューリング」と「段取り」違いから説明しましょう。
・月商100万円を売り上げる個人事業主を多数輩出
・検索によるブログ集客で最高月商450万円達成
・立ち上げたブログ数28サイト
「スケジューリング」と「段取り」の違い
月初めや月の終わりに今後の計画を立てる方も多いかと思いますが、計画の立て方で、その人が目標達成できるかどうかが明確にわかります。
「スケジューリング」をしている人は、目標達成できません。
「段取り」をちゃんと立てられた人は、目標達成に限りなく近づきます。
私も起業当初はその違いが全くわかりませんでした。
今ならわかるのですが、「スケジューリング」は積み上げ思考で「段取り」こそが逆算思考なのです。
そこの違いが達成率に大きく影響します。
どう違うのか、詳しくお話します。
積み上げ思考が行き当たりばったりになる原因
基本的にスケジューリングも段取りも、目標を立てて、日付を埋めていくという意味では変わりません。
(たまに目標すらない人もいますが…それはビジネスをやる上では重症ですね(^_^;))
ですが、目標の立て方から考え方が全く逆なのです。
積み上げ思考の人は今の状態、今の感覚、今までのやり方、考え方、それらをベースにして、積み上げていく考え方です。
目標も「今の延長上」で考え、
「このまま右肩上がりで行けば、これくらいの数値は見込めるだろう……」
というような発想です。
そして、スケジュールも空いているところにポンポン入れています。
積み上げ思考の場合、いま現状にあるものや今の考えで「とりあえず」行動するので、後からいろいろと足りてないことに気づきます。
そんなやり方では、目標達成できないのは明白ですよね?
ただ単に計画を立てているつまり、ただのスケジューリングをしている人はこのような状態になっています。
だから、成果が出ないのです。
段取りとして、逆算から考えている人と、ただスケジューリングしただけの人は計画書を見せてもらえれば一目瞭然でわかります。
そして、ただのスケジューリングをしている人はこれらの質問に答えられないのです。
「いつ目標達成しますか?」
「目標達成するために、どんな行動をしていきますか?」
ではここからはいよいよ逆算思考について話していきます。
上の質問がダンドリの重要なヒントになりますよ!
目標達成したいならば「積み上げ思考」ではなく「逆算思考」で!
前月の達成率の2倍を目指すには?
「2倍の成果を上げるには?」
具体的に言えば、100万円稼いだならば、200万円稼ぐとか5名集客できたなら、10名集客を目指す、ということです。これは「積み上げ思考」では絶対に達成できないのです。
なぜなら、積み上げ思考の延長で、単純に2倍で考えても、日数も行動量も2倍には出来ないからです。
目標は2倍でも、使える時間は同じ
時間も限られていますし、労力も限界があります。
だからこそ、逆算思考で考えないと、答えは出てきません。
なぜ逆算思考ならば目標達成のための答えが導き出せるのか? 話していきましょう!
逆算思考は「現在の自分から」ではなく「ゴールから」考える
逆算とはとどのつまり「ゴールから」考えるということです。どういうことか説明していきます。
高い目標は、今あるもので発想するとどうにもならないことが多い。
例えば、「明日、3分間で高さ5メートル上にある場所にたどり着きたい」というゴールがあったとします。
多くの人は「現在の自分から」考えて、自分の身体能力や、自分の持っている道具など、今あるものから考え、出来ないと判断するか、なんとかなると考え、なんともならないことが多いです。
目標からの逆算ならば、全く発想が異なる
しかし、逆算で考えるのであれば、ゴールから考えるので、現在の自分はどうであれ、まず「ゴールに辿り着くには何が必要か?」を考えます。
高さ5メートルの場所に3分で辿り着くための準備をするのです。
人によっては、ロッククライミングのように登るかもしれないし、梯子をつくるかもしれない。
大きなつみ木のようなものを積み上げるかもしれないし、5メートルの巨人になれる薬を開発しようとするかもしれない…
今現状のできるできないは関係なく、ゴールまでにどんな準備ができるか?を考えます。
そうすると、自分の今までのやり方ではない、全く新しいやり方を発想できるのです。これが、「逆算思考」の正体です。
逆算思考こそが最小労力最大効果を導く
つまり、逆算思考であれば、少ない労力で、最大の効果を発揮する方法を考えることになるので、目標達成が可能なのです。
逆算思考を身につけると、「自分なり」なんて言葉は出てこなくなります。
結果が出ないことの原因がわかるようになるので、たとえ失敗しても軌道修正可能なのです。
逆算思考は準備が9割
積み上げ思考と逆算思考の大きな違いは、「現在の自分から」と「ゴールから」の部分ですが、それを変えるだけで、計画の立て方が変わります。
- 行動する前にしっかりと考えるようになります。
- いつまでに何処にたどり着きたいのか?という計算が常にある状態で日々を過ごすことが出来ます。
- いつまでに何が必要かも全て把握した状態で、実践していきます。
積み上げ思考だと最後の最後に修復不可能な段階で気付くような失敗を、逆算思考では早期に発見することが出来ます。
そこまで徹底的に考えて準備してから行動するのです。
逆算思考だからこそ「過程」にも価値が生まれる。
結果結果って成果主義みたいで嫌だなと思った方もいるかもしれませんが、逆算思考があるからこそ「結果」にも「過程」にも価値が生まれます。
積み上げ型の行動は、行き当たりばったりになるので、「何が悪かったのか?」が正確には測れません。
「自分なりに精一杯がんばった」というのは、残念ながらビジネスにおいては通用しないのです。
ですが、「こういうダンドリを緻密に立ててみたけど、意外と上手く行かずに成果にはならなかった」ならば「じゃあ次はどうしようか?」と改善策が見いだせるので、価値ある成功までの「過程」となるのです。
カンタン逆算思考のススメ
「やり方」を当てはめるだけの積み上げ思考とは違い、「考え方」を身につけることになる逆算思考は、相当な数稽古が必要です。「どうすればいい?」をひたすら考えなければいけません。
ただし、そこから導き出されるのは、着実な成果への道のりです。
身に付けるのはカンタンではないですが、ここでカンタンにヒントをお伝えしておきます。
逆算思考のやり方
- まず、あなたが本当は目指したいゴールを設定してください。(今の延長ではなく、希望)
- 次にそのゴールに辿り着くためのありとあらゆる手段を考えて出し尽くしてください。(自分ができるできないはおいておく)
- その中から今の自分が準備出来そうなもの、人に頼めばなんとかなりそうなもの、少し背伸びしたら手の届きそうなものをピックアップしていきます。(当たり前を変える努力は必要です)
- 限られた期間の中で最も最小の労力で、最大の効果を発揮できるものを選別していきます
- ここでようやくそれらをどの順序で行動してくのかスケジューリングします。
ぜひダンドリ作成にチャレンジしてみてくださいね♪
ダンドリ作成も立派な戦略の一つです。
ダンドリを制するものはビジネスを制す!
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