どうしようもない時に最後に支えてくれるのはそばにいる人です。
前回はこちら:心が弱いから心の専門家になるように…
第三章:家族の協力はかけがえのない財産です。
実のところ、私は、起業して半年間売り上げが上がらなかったので、活動が厳しくなってきて、お金の工面も追いつかず本当に諦めなければならないかも…という状況に陥ったことがありました。
その時に助けてくれたのが、家族でした。
しかも、弟でした。
話してもどうせわかってもらえないと思ってるのは自分自身
家族全員とその時に家族会議をして初めて私はどんな想いでこの仕事をやっているのかを話しました。
当然、普通の会社員やパートなどをしている家族からには「コンサルタント」なんて仕事は全く理解されませんでした。
ですが、「よくわからないけど、本当にやりたいんだな」と思ってもらえたんですね。
とはいえ、普通の生活をしている皆さん。両親も大きなお金を持っていません。
そこで、予想外の弟から出資の申し出がありました。
溜め込んでいた感情を腹を割って話してくれた弟
しばらく全然、口を聞いてなかったのですが、その時に普段はおとなしい弟が口を開きました。
「いつも好き勝手やってて、家族のこと考えてるのかよ?家にいても親に対して態度悪いし、それでお金がなくなったら頼るのか?他になんか言うことないの?」
きっと溜まっていたものがあったのでしょう。
当時私は、売上がないことに焦り、「大丈夫なの?」と心配する親に「うるせーな」といつも悪態をついていました。
そんな私がお金が無いからと家族にすがることが許せなかったのですね。
全くもって仰るとおり。
そこでハッと気づきました。
自分はなんて自己中だったんだろう?と。
そんな自己中心的な考えの人には誰も近づきたくないし、誰も助けたくなんか無い!と。
家族のありがたみと自分の自己中心的な考え方に気付いた
そこで私は、家族全員に誠心誠意今までの非礼を詫び、そして、日頃の感謝をし、もう一度家族に想いを伝えました。そうしたら、「誰も応援してない人はここにはいないよ。俺が出すよ」と堅実コツコツサラリーマンの弟が貯金を貸してくれたのです。
家族の気持ちを受け止めて、「今までのように起業ゴッコはもうやめよう。」
そこで心に誓いました。もちろん、それまでも本気でやっていました。しかし、売上が上がらず、どうしたらいいのかもわからず「本気のつもり」だったのです。もう、「つもり」は卒業だ。
そして、家族のありがたさを痛感しました。
聞いてくるのは単純「心配」だから
あ〜いつも、心配してくれてたんだ。心配だったから「大丈夫なの?」って聞いてきてたんだ。決して「早く諦めろ」なんて思ってなかったんだ。ただただ、心配だったんだな。
あ〜〜……ありがとう!!
感謝しかありませんでした。
今もこうして起業家としてやれているのは、この家族の応援に気付いて、家族の分までやりきろう!!と思ったからにほかなりません。
そうやって迎えた、起業して売上ゼロの半年目、転機を迎えます。
続き▶第四章:本当のポジショニングは「想い」から生まれる。
※ちなみに、弟からの借金は、借りた1年後には約束した利子もつけてちゃんと完済しました。
追伸:「背中を押せたようです。」
こんにちは、「ゆう」です。
前回の記事にお便りをくれた方ありがとうございました。今まさに心が折れそうでした…という言葉を聞くことが出来ました。そこが正念場です。まずは乗り越えるために行動してみてください。今回の内容も少しは勇気を与えられるかな?自分の力になってくれる人って側にいるから。
その人はあなたのことをいつも応援してくれているから。だから大切にしてあげてね。
こんにちは、「ゆう」です。