わからないものは「怖い」
こんにちは、
USPデザイナー畠山勇一です。
今月実施している
USPキーワード発想法の
120分超実践個別トレーニング
ここで「キーワード発想ワーク」を
しているのですが、
「お客様がどう感じ、行動するか?」
ということについてお話します。
幽霊が怖いのは…
幽霊怖いですか?
私は霊感が全く無いので、
視えないのですが、
「怖いな」と思います。
極度に怯えたりはしませんが^^;
そんな夏の風物詩、
幽霊ですが、
「怖い」理由について
考えてことはありますか?
殺されるんじゃないか?とか
おぞましい顔をしているとか
いろいろな理由があるかもしれませんが、
一番の理由は
「得体の知れないものだから」
だと私は考えています。
基本的に人間は
「よくわからないもの」に対して、
恐怖や不安、疑念など
ネガティブな感情抱きます。
その結果「怖い!」と感じます。
なので、幽霊に限らず、
「よくわからないもの」
は怖いのです。
※余談ですが、「死ぬかもしれない」も恐怖の理由に入りますので、
よくわかない
↓
死ぬかもしれない
↓
怖い
という流れなのかもしれませんが、複雑になるので置いときます。
「よくわからないもの」の例
幽霊以外にも「よくわからないもの」は沢山あります。
- 何しでかすかわからない虫
- どんなタイミングでどこに落ちるかわからない雷
- いきなり脅かしてくるお化け屋敷
- 明日のテスト
- 1ヶ月後のプレゼン
- ネットオンチの人にとっての登録や申込み
こんなものがよくある「怖いもの」
そして、私の中で幽霊を抜いて
1位に輝くのが「赤の他人」です。
赤の他人が、帰宅して家にいたら
めっちゃ怖いですよね?
赤の他人が、
いきなりFacebookにコメントしてきたら
内容見るまでドキドキですよね?
赤の他人、めっちゃ怖いです。
あ、流石に知らない人からの
コメントは慣れてますよ(^^)
私は以前音楽活動をしていた頃に、
YouTubeに動画を上げていました。
そしたらですね、
「応援しています」と言うような
応援コメントがつく一方で
批判的なコメントもつきます。
その中で最も
印象的なものが…
この話は長くなるので追記でお話します。
話は戻りまして、
「よくわからないもの」
は恐怖の対象なのです。
独自であればあるほど「よくわからないもの」になる
さてさて、ビジネスの話をしていきましょう。
USPのUは「ユニーク」のUです。
なので、「独自性」は大事な要素です。
しかし、
独自ならば選ばれるのか?
というと全くそんなことはありません。
むしろ逆。
独自すぎて
わからないものは
怖いので選ばれない。
あなたが自分目線で
独自性を追求すればするほど、
なにそれ?
よくわかんない!
怪しい…
こわい!
これがお客様が
顔には出さない本音なのです。
ではどうすれば良いのだろうか?
答えはUSPキーワード発想法、
実践のアイデア出しワークにあります。
「相手の知ってるカテゴリーにまず入れてしまえ!」
あなたの商品やサービスが
よく間違われるものってなんでしょうか?
類似品やライバルは何でしょうか?
「あ、要は●●みたいなものですか?」
と言われてしまうものは何でしょうか?
その時に
「違うわ!」と
ちょっとムッとしていませんか?
独自性を追求している専門家だからこそ
一緒にされたくない!という気持ちは
凄くよくわかりますが、
ムッとしちゃダメですよ。
相手は
よくわからないものは怖いから
自分の知っているものに
当てはめたいのです。
許してあげてくださいな。
むしろ、それは
USPキーワード発想法的には
オイシイですよ。
知っているところに入れてから違いを伝える。
「類似品やライバルと同じにされてしまう…」
そう嘆く前にやることがあります。
それは、
その類似品やライバルとの
「違いを明確にすること」です。
USPキーワード発想法の原則の1つに
「お客様は自分の頭の中にある言葉しか検索に使わない」
と言うものがあります。
この原則を上手く活用するのです。
類似品やライバルと明確に違うということを
しっかりと記事にしたら…
その類似品やライバルを
検索した人の目に留まる事になります。
そして、
その人達は
あなたでも解決できる悩みを
持っている可能性が高いのです。
お客様があなたの商品に
興味が無いのではない。
わからないから怖いのです。
魅力を知らないだけなのです。
追伸:知らない人のコメントなんかに左右されちゃダメ
私のところに相談に来る人は、
まだまだこれからブログやその他のメディアを使って、
発信をしていこうという段階の人も多いのです。
そういう人たちが、
不安に感じていること、
それは「批判」です。
批判が怖いのです。
確かに、批判は怖いですよね。
慣れたとしても
いい気持ちになるものではありません。
ですが、残念ながら
批判がなくなることなんてありません。
私はよくカレーの話をします。
激辛のカレーが大好きな人と、
甘口のカレーが大好きな人では
カレーに対する「うまい」の定義は
全く異なります。
そして、そこの価値観は
交わることはありません。
そこで人間の器が問われるわけです。
「そういう人もいるよね!」
と受け入れられる人と、
「は?そんなのありえない!バカじゃないの?」
と批判する人
反対意見を持つ人でも
こんな風に反応はまちまちです。
で、私が言いたいのは、
そんな極少人数の
反対派の過激派の人に怯えて、
せっかくの自分の人生
大勢の役に立つ商品を広めることを
それらを諦めて良いのかい?
ということです。
多くの人が
100人の人が
「めっちゃ良い」と言ってくれても
たった3人
「駄目じゃん。最低」と批判されると
そのたった3人に耳を傾けてしまいがちです。
ですが、我々がやることは
「めっちゃ良い」と言ってくれる人だけを
見るということです。
宙船という曲にこういう歌詞があります。
「お前が消えて喜ぶものにお前のオールを任せるな!」
と、
「ブログでの発信していって、批判されるのが怖いです…」
ということを言う方にはこの話をしています。
私が、
音楽活動をしていた頃
投稿していたYouTubeの動画に
こんなコメントが付きました。
「ドヤ顔が不快でした。」
と
だから何!?
ですよそんなもん。
不快なら見なきゃ良いじゃん。
暇なんですね。
という話です。
批判なんて怖くないですよ!
本当に間違っていたら謝れば良いのです。
頑張って自分の考えをどしどし発信していきましょう!