スティーブ・ジョブズはなぜ、「1行」で表したのか?
こんにちは、「ゆう」です。
「ポケットに1000曲を」(iPod)
「アップルが電話を再発明する。」(iPhone)
「iPodシャッフルはガムより小さくて軽い」(iPodシャッフル)
「世界で最も薄いノートパソコン。」(MacBook Air)
これらは、スティーブ・ジョブズがそれぞれの商品のプレゼンで使った「一行の言葉」です。
なぜジョブズは、「1行」にこだわったのでしょうか?
ジョブズは
「シンプルであることは、複雑であることよりも難しい。」
と言っています。そして、さらに、
「ひとたび一行に到達できれば、山をも動かせる」
とも言っています。
「一行の言葉」の魔力を十分に理解し、一行の言葉を最もうまく使っていた偉人の1人がジョブズです。
また、アップルの商品だけでなく、売れている商品やサービスは「たった一行のコンセプト」から生まれています。
一行のコンセプトから始まった大ヒット商品
「会いにいけるアイドル」はご存知でしょうか?
この1行コンセプトから始まったのは国民的アイドルAKB48です。
では、「宇宙の『ジョーズ』」とはなんでしょうか?
そこから作られた映画が「エイリアン」です。
さらに、「食べるラー油」は桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」のことで、これも大ヒットしましたね。
大ヒット商品は、小難しいところから生まれるのではなく、いつも「シンプルなところから」生まれています。
もちろん、シンプルなだけではないですね。
シンプルでかつ、今までにないもの、それが「USP」
もちろん、シンプルなだけでは売れる商品にはなりません。
悪い例で言えば
「コーチングです」
「美容師です」
「きゅうりを販売しています。」
こういうシンプルなモノは逆効果です。
ただシンプルにするだけでは足りないのです。
「今までにない」
これがとっても大事なのです。
そして、もちろん
「それ、私にピッタリ!」
と思ってもらえるものであることも大事です。
- シンプル
- 新規性(今までにない)
- 親和性(それ私にピッタリ!)
この「3S」揃った一行タイトルがUSPなのです。
あなたのビジネスにはそんな一行タイトル(USP)がありますか?
実は、9割の起業家が持っていません。
だから売れずに廃業する起業家が多いのです。
もし、
- 売り上げが安定しない
- 頑張っている割には売り上げに直結していない
- お客様にあまり満足してもらえていない
そんな悩みをお持ちであれば、ぜひこちらの無料小冊子を読んでみてください。
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売り上げが上がる創・増・広の3ステップ
ただ創るだけでは売り上げは変わらない。
一行のタイトルを創れば売上が上がるわけではありません。
- 一行タイトルを創る
- 一行タイトルからブログネタを増やす
- 増やしたネタを元に、広めるブログタイトルを創る
この3つがセットになって初めて、売り上げは変わっていきます。
ビジネスは足し算でなく、引き算でうまくいく!
今の時代は飽食の時代で、商品を作れば売れる、という時代ではなくなってきています。
さらにいえば、起業ブームで有象無象の起業家が群雄割拠している時代でもあります。
ただ商品を創っても、売れない。
起業家のハードルが低くなった分、起業家が増えすぎていて「違い」がわからなければ売れない時代なのです。
売れない時にやりがちな間違い。
「違い」を出さないと売れないからと言って、多くの起業家は間違った方向へ走り出します。
主に3つに別れます。
- いろんなことをやりすぎてしまう器用貧乏ちゃん
- 変なことをやってしまう、奇術師さん
- 他の人を悪く言う、アンチくん
これらになってしまうと、ますます寿命を短くしてしまうのです。
器用貧乏ちゃんの失敗
器用貧乏ちゃんは何かと器用にできてしまうために、お客様の要望を聞きすぎて、何でも屋さんに陥ります。
お客様の悩みが深い場合、いろいろ無難にこなせる人よりも、「専門家」にお願いしたいものです。
さらにいえば、「何でも屋さん」は何やってくれるのかわかりません。
結果的に器用貧乏ちゃんは選ばれないのです。
↓
USPを絞る必要があり!
奇術師さんの失敗
奇術師さんは「とにかく目立てば売れる!」奇をてらったことをすることで、「目を引くこと」はデキるかもしれません。一時的にSNSなどで人気にはなれますが、「どんな悩みを解決してくれるのか?」がわからなければ、結局奇術師さんは選ばれないのです。
↓
明確なUSPを持つべし!
アンチくんの失敗
ライバルの批判をしまくりのアンチくん。
ライバルを蹴落とすような行為は敵を作ることで味方を得るので、一見すると、
人気を獲得できるようにも感じますが、ケンカを売れば結局はさらに大きな存在に、消されてしまうのです。
↓
ライバルと争わないUSPを創れ!
いろいろやれることを増やすのでもなく、奇をてらった行動をするのでもなく、敵を創るのでもなく、
大事なのはやはり、「たった一行で自信を持って言えるUSP」なのです。
実は今の時代、本物のUSPを持っている人はチャンスでもあります。
お客様から見てわけわからないものが増えたときほど、シンプルに伝わりやすいものが映えるのです。
USPについてもっと詳しく知りたい方はこちら
→個人ビジネスでお客様に好かれたいなら「シンデレラ」に学べ
一行タイトル(USP)からブログネタを増やすには
- ブログの記事タイトルを変えたら、PVが3倍になった。
- 人気記事のタイトルにさらに工夫したら、売り上げが4倍になった。
- メルマガのタイトル変えたら、開封率5%アップした。
このように、私がコンサルティングしている起業家が「たった一行の言葉を創ることから」今までとは違った成果を生み出してきました。
なぜそれができたのか?
そこにはUSPを最大活用するための「ネタ出し」と「広め方」があったからです。
その前にまず、起業家がとるべき「未来のお客様づくり」の方法をお話します。
お客様は「信頼」と「ニーズ」で4分類に分かれます。
お客様、あるいはお客様になりうる人は、
- 「信頼」…あなたのことを知り信頼しているかどうか
- 「ニーズ」…問題を抱え、あなたの商品が欲しいかどうか。
この2つの軸で大きく4分類に分かれます。
A層(コアファン)
…あなたのことを信頼し、問題を解決したい!
B層(ファン)
…あなたのことを信頼しているが、問題に気付いていない。
あるいは、問題を抱えていない。
C層(価格競争)
…あなたのことは知らないが、問題を解決したい!
D層(未来のお客様)
…あなたのことを知らないし、問題にも気付いていない。
(あるいは知らない上に、必要もない。)
この4分類をどのようにお客様にして買っていただくか?
そこには2ステップマーケティングというものが有効活用できます。
売り込まずにお願いされる2ステップマーケティング
結論から言うと、個人起業家であるあなたがとるべき戦略は「2ステップマーケティング」です。
A層の方は、声をかけなくても自ら買ってくれような人です。
この層の人に買ってもらうのは大前提ですが、この層はそんなに多くありません。
B層の方は、声をかけたら話は聞いてくれる人です。あなたの商品の良さが伝われば、買ってくれる率も高まります。
言ってしまえば「友達、知人」の数なので、やはりそんなに多くはありません。
C層の方は、ニーズがあるので、一見買ってくれそうですが、実際のところは信頼がないため「他の商品でもいい」ので、あなたのライバルと比較されます。
買ってくれそうで買ってくれないのがこの層です。
最後のD層、実はここが穴場です。あなたのことを知らないし、あなたの商品に気付いていないだけなのです。
- D層にまず知ってもらい信頼してもらい(1ステップ)
- その後に商品の価値を伝えニーズを生み出す(2ステップ)
という戦略を取ります。
大事なのは、どんなメッセージがD層に響くのか?
ここが、多くの起業家が陥りがちで答えを見いだせないポイントです。
なぜ、多くの起業家が出来ないのか?
それは自分が書きたいことばかりを書いてしまっているからです。
自分が書きたいことではなく、相手が知りたいことを書く必要があります。
これを1次ネタ、2次ネタと呼んでいます。
自分視点でブログを書いている起業家の多くは1次ネタばかり書いてしまっているのです。
1次ネタと2次ネタの違いとは?
1次ネタとは、自分目線のネタですが、もっというと自分の商品に関係する直接的なネタです。
例えば、整体師ならば、肩コリや、首の痛みについてなどは1次ネタです。
一方の2次ネタとは、相手目線のネタです。もっというと、お客様が知りたくて、かつ、自分の商品にも間接的に関わるネタです。
例えば、PCメガネやスマホゲームなど一見関係なさそうですが、1次ネタと同じ対象が興味を持っていますので、2次ネタで食いついた人が1次ネタも読みに来る。そんな仕組みが成り立ちます。
大事なことは、「どれだけブログのネタを創れるか?」です。
1次ネタ、2次ネタの出し方もサポートします!
こちらの無料小冊子にも2次ネタ発想法が掲載されています。
ブログの記事タイトルを変えたら3倍のアクセス数になった話
さて、1次2次とお客様が知りたいネタ出しが済んだら、最後は、「どうやって表現するか?」です。
つまり、ブログ記事タイトルの付け方ですね。
タイトルの付け方で、見られるか見られないかは大きく変わります。
私のサポートした起業家でもブログのタイトルの付け方を工夫して、変更前の3倍のアクセス数になった人もいます。
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