アフィリエイトを始めようとしても三日坊主で終わるし、資格の勉強も教材を買って満足してしまうのです。大事なのは「なぜやるか?」なのです。あなたは今、「稼げそうだからやってみよう」という理由で新しいビジネスにチャレンジしようとしていませんか?そのような理由では絶対に稼げません。というか稼げるようになるまで自分やる気が持ちません。今回はそれを打破するための内容です。
「稼げそうだからやる」では稼げない副業になる理由
こんにちは、「ゆう」です。
副業であれ、本業であれ、なにかしら新しい自分らしいビジネスを始める際に、自分のビジネスを始めるための材料を出して、最後にコンテンツとしてまとめていきます。これを行う時に、「稼げそうだからやる」という発想だと、初っ端からつまずく原因になります。それはなぜか?なぜなら何かを行動をする時は「想いありき」だからです。自分の「想い」を確認することで、自らを燃え上がらせるエネルギーが見つかる。
最初にやることは、自分の想いを確認するワークです。自分はそのビジネスを「なぜ」やっているのか?を書き出していきます。なぜ、書き出していくのか?それは相手は「何をやっているか」ではなく「なぜやっているのか」に共感するからです。そして、自分をやる気にさせるのもまた「なぜやっているか?」だからです。
ここで「稼げそうだから」では上手く行かなった人の失敗例を紹介しましょう。以前、私自身が交流会でお会いした、これから起業しようとしている会社員の方のお話です。
起業でうまくいかない会社員の言葉「稼げそうだからやるんです」
交流会に行くと、名刺交換した後に、軽く「何をやっているのか?」を話します。その時に、そこで出会った会社員の方はこう言いました。
「海外の最新技術で開発された、DNAについてなんたらする、なんたらかんたら…今遺伝子についていろいろと話題なること多いじゃないですか?だからこれからこのビジネス稼げると思うんですよね〜これで私は起業しようと考えていますが、なかなかうまくいかないものです…」
とのこと。その時は「はぁ。へぇ。」と聞き流していましたが、はっきり言うと、それでは稼げないし、その考えなら起業はやめたほうがいいです。その理由をお伝えしますね。
なぜ「最新技術だから」では稼げず失敗する副業になるのか?
まず、最新技術の遺伝子なんたらについては、私は、稼げるとも稼げないとも言いません。
問題はそこじゃないのです。
問題は、先ほども出てきた「なぜ?」がないところにあります。多分この人は、なぜに答えたつもりになっていますが、残念ながらちょっとちがいます。この人の思う「なぜ」はおそらく、「今時代がその波に乗っているから」だということでしょう。
私が聞きたいのはそこじゃないのです。私が聞きたいのは「もし、本当に時代に求められていると感じるなら、なぜ求められているのでしょうか?」ということ。そこには必ず、人の悩みや想いがあります。大事なのはここなんです。
人(ペルソナ)をちゃんとイメージできないビジネスはうまくいかない。
この会社員の起業がうまくいかない原因は「そのビジネスの先の『救える人』が見えてないこと」にあります。
ビジネスが生まれるのは、その先に「欲しい人」「必要な人」がいるからです。その部分が見えない限り、稼げない副業となり失敗します。
「人」がお金を払うんです。「感謝の対価」として。それが結果として利益になるのです。
人を豊かにするから自分が豊かになれるんですよ。
ただの流行りに乗っかると個人は大企業には勝てないから稼げない
人を豊かにするから稼げるのに、
- 「売れそうだから」
- 「求められているから」
- 「流行っているから」
という理由で始めるビジネスはうまくいくわけがない。そもそも流行ってるなら尚更、大企業に喰われます。いざとなれば潤沢な資金や人員を投資できる大企業に戦いを挑まれたら、どうなるでしょうか?
そして、たとえ上手く行っても、想いの乗らないビジネスは忙しくなればなるほど心をすり減らしていきます。そんなことは、わざわざ個人が起業してまでやることではないのです。
だからこそ、「なぜやるのか?」を本当に大事にして欲しいのです。あなたは「なぜ」そのビジネスをやりたいのですか?ぜひ明確にしていってくださいね。
参考記事:自分の想いに気づくと最大の原動力になる
私のビジネスへの想いはこちらの記事に書きました。
https://positioning-letter-writing.com/?page_id=73?594
さてさて、理由があるとどうして稼げるビジネスになっていくのでしょうか?その理由を紐解いていきましょう。
理由があるから人が集まる「なぜ?」から始まる稼げるビジネス
「なぜ?」への揺るぎない返答を持つことが「稼ぐ」の始まり
人は「何をやっているか」ではなく、「なぜやっているか」に共感する。という話をしました。
「なぜやっているか?」
その質問への返答が「理由」になります。理由があるから、選ばれる。選ばれるから、人が集まる。逆に言えば、理由なきビジネスには人は集まりません。
とは言え、いきなり「なぜ?」と聞かれても、本質的な質問にはたどり着きません。そういう時は「なぜ?」を繰り返すことがだいじです。
「なぜ?なぜ?」と追求するから始めよう!
私は小さな頃から「なぜ?」「なぜ?」と聞いては両親を困らせるなぜなぜ少年でした。なので、今も「なぜやっているの?」「なぜそれなの?」という質問はよくしています。厚切りジェイソンさんは親近感を覚えます。
※「Why Japanese People」の方。
「なぜこのビジネスをやるのか?」
「なぜこの私がやるのか?」
「なぜこのメソッドなのか?」
「なぜ今やる必要があるのか?」
「なぜ?」を考えていくことで、自分のビジネスは加速していきます。
「なぜ?」は5回繰り返そう!
なぜ?は掘り下げていくことで、本質にたどり着きます。例えばこんな感じです。
1、「なぜ起業したいの?」
→1、「今よりもお金が欲しいから」
2、「なぜ今よりもお金が欲しいの?」
→2、「お金があると幸せになれるから」
3、「なぜ、お金があると幸せになれるの?」
→3、「欲しいものを買ったり、行きたいところに行ったり自由にできるから」
4、「なぜ、欲しいものや行きたいところに自由に行きたいの?」
→4、「子供の頃に、家にお金がなくて行けなかったら。」
5、「なぜ、子供の頃に、色んな所に行きたかったの?」
→5、「いろんなことやものを見聞きすることで、人生の選択肢が増えるから。それを自分の子供に与えてあげたい。」……
など、まだまだ、掘り下げていけそうですが、このようなやり取りの中から、「自分の子供に人生の選択肢を与えたい」という結論に至っています。こうやって、表面的な理由からどんどん「なぜ?」を掘り下げることで、本当にやりたい理由が見てきます。
そうやって見つけた本当の想いは、揺るぎない行動指針になりますので、三日坊主なったりもすることはなくなります。
「なぜ?」視点で他社の選ばれる理由を見ると稼ぐヒントを得られる。
そして自分のビジネスだけでなく、こちらの「なぜ」も追求していって欲しいです。
「なぜあそこには人が集まっているのか?」
「なぜ人気が出るのか?」
「なぜ人が耐えないのか?」
という、繁盛している人やお店の理由を追求していって欲しいのです。そこに、あなたのビジネスを劇的に加速させるヒントがあります。
売れていることを妬まない、批判しない。
他の人が売れていたり「●●万円稼ぎました!」なんて見ると、悔しい!!と思いますが、一旦悔しい気持ちは置いといて、分析してみましょう。「なぜ、こんなにも売れているのだろう……?」と。そうすることで、自分にはわからなかったお客様の悩みが見えてくることもありますし、実は口だけで、本当は全然売れてなかった、なんてこともわかるかもしれませんね……^^;
参考記事:ストーリーの力で人をひきつけて商品を売る秘策
起業家がブログをやるのは、自らの集客活動を不要にするため!