同じものでも呼び方が変われば
お客様が変わる。
こんにちは、「ゆう」です。
言葉で創る、ウェブ集客の仕組み化は
「ボキャブラリー」にかかっています。
前回に引き続き言葉の話。
時代や趣味嗜好で変わる呼び名
時代や性別、趣味嗜好で、言葉を聞いて
イメージするものが変わります。
同じ言葉なのにぜんぜん違うものを想像する言葉。
「とっくり」と言葉を聞いて
何をイメージしますか?
お酒を入れるもの?
それとも
洋服?
では、次。
「ワンピース」と聞いて
何をイメージしますか?
マンガ(アニメ)?
それとも、洋服?
さて、では最後
「セッション」と聞いて
何をイメージしますか?
カウンセリング的なもの?
それとも
音楽の即興演奏?
同じ言葉なのに
趣味嗜好によって、
違うものをイメージしませんか?
ちなみに私の場合は
- 「とっくり」は服
- 「ワンピース」はマンガ
- 「セッション」は即興演奏
をイメージします。
お酒をそんなに飲まなくて、
マンガ好きで、
過去に楽器をやっていた
男であれば、
こういう傾向があるかもしれませんね。
地酒オタクで毎日晩酌
洋服大好きなセラピストさんなら
私と全く逆のイメージになるでしょう。
時代によって呼び名は変わる
先程のは
言葉→モノ
という連想でしたが、
逆の例で
モノ→言葉
も見ていきましょう!
首が隠れるくらい長い襟がある服を
なんと呼ぶ?
とっくり?
タートルネック?
では、交際をしている男女を
なんと呼ぶ?
アベック?
カップル?
ラスト、
赤ちゃんを乗せて運ぶ
手押し車をなんと呼ぶ?
乳母車?
ベビーカー?
これらは趣味嗜好や性別というよりも
「年代」で変わってきます。
自分が使いたいかではなく「お客様が使うか?」を考える
呼び名と言うのは面白いほどに
たくさんあって、それぞれに使う人の
趣味・嗜好、価値観、性別、地域性などで
ぜんぜん違うのです。
※地域性は
マクドナルドのことを
関東では「マック」
関西では「マクド」
みたいなこと。
あなたの商品やサービスは、
どこの誰のための商品ですか?
そして、
その人はどんな言葉を使っていますか?
追伸:「マーケティング用語の肩身は狭い」
マーケティング用語は
調べる人も使う人も
ビジネスマンの一部に限られるために、
インターネット上の検索結果はかなり
悲しいものになります。
・「ポジション」
これはスポーツ系ばかりが検索結果に…
・「USP」
ピストルの名前?なのでモデルガンばかりです。
・「ペルソナ」
私の世代は確実に大ヒットゲームの方を思い浮かべます。(やった来ないですが、根強い人気です。)
結局は
「ペルソナ ◯◯ □□」と
複合で狙っていかないことには
既に書いているライバルに負けるのですが、
そもそも、全く別物に負けるわけです。
こういうことは他の業界でも
ありますよね?
ですが、ニッチでなかなか
ビッグキーワードにはならない
というだけの話であって、
ウェブ集客の仕組み創りに
悪影響か?というとあまり関係ないので、
ご安心くださいね。