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【USPの真実】キャッチコピーがあればビジネスが成功するなんてことはありません!

USPは全体のビジネス像から抽出したもの

こんにちは、「ゆう」です。

今回はUSPがどうやって成り立っているのかを解説していきます。

USPはキャッチコピーなのか?

USP=独自の売りです。
という定義に関してはこのブログをいくつか読んだ方ならばわかるかと思いますが、それはあくまで定義であって実態ではありませんね。

具体的なものは何なの?という疑問が出るでしょう。

古くから使われている具体的な例はドミノ・ピザ(初期)の
「30分以内に熱々のピザをお届けします。できなければタダ。」というようなもの。
つまり、お客様が「それなら欲しい!」という思ってくれるような一言二言で言えるお約束。

最近の日本で言えば、こちらが有名ですね。
「たった二ヶ月でこのカラダ(※ビフォーアフター写真付き)」
というライザップのもの。
言葉だけだとわかりにくいですが、実際はダイエットのビフォーアフターの写真とセットで使われます。期間と効果が一発でわかります。

また、ライザップはこの言葉もよく使っていますね。
「結果にコミットする。」
これは一見わかりにくいですが、コミット=約束なので、

「あなたのペースに合わせるのではなく、あなたの理想像(結果)からの逆算でプログラムを作るから効果出ますよ!」というメッセージが隠されていますね。
その人の当たり前を超える行動を求められるから、それを受け入れ乗り越えられない人には厳しいプログラムでしょうね。

さてさて、これら一言二言のメッセージの事をUSPというのであれば、

USPはキャッチコピーなのか?
キャッチコピーをつくればいいのか?

という思う人が人がいるでしょう。
ですが、その考え方は安直です。

USPはキャッチコピーであってキャッチコピーにあらず

結論から言うと
「USPはキャッチコピー」ですが、
「キャッチコピーはUSP」ではありません。
USPはキャッチコピー
USPは簡潔に「誰がどうなる?」や「何が手に入る?」ということを伝える必要があるので、結果的にキャッチーな文章にはなります。
ですが、逆に語呂のいい文章(キャッチコピー)が何でもかんでもUSPなのかといえば、そんなことはありません。

「あなたがいま、ギュっとしたい人は誰ですか。」
「世界をおもしろくするのは、どこかの誰かじゃない。あなただ。」

企業のキャッチコピーですが、これはUSPではなく、単にグッと来るメッセージですよね。

なので、ただグッと来る言葉を思いつけばUSPになるなんて短絡的なものではありません。

ならばUSPはどこから生まれるのか?

USPはあなたのビジネスの土台が固まっているからこそ生まれる

USP=お客様への究極のコミットメントということにもう一度戻りましょう。
たんなるキャッチコピーではそもそも「独自の売り」ではないわけです。

というよりも、表面的な言葉ではそもそもお約束なんてできないのです。

USPを創るためには、自分のビジネスの実態をしっかりと構築することが必要不可欠です。

誰に向けた商品で、どんな手段で、どれくらいの期間で、どれほどの効果があるのか?

その中から「絶対にこれはお約束できる」というものはなにか?
それをたった一つ抽出したあなただからこそできるお約束。
それがUSPなのです。

つまり、
USPが無いからビジネスがうまくいかないのではなく、
ビジネスがちゃんと構築されていないからUSPが創れないのです。
ビジネスを徹底的に作りこめばUSPの種となる言葉は自然と生まれてきます。

まとめ

USPはキャッチコピーではあるが、
キャッチコピーはUSPにあらず。
USPは全体のビジネス像から抽出したもの

キャッチコピーだけど、キャッチコピーにあらず!
というのはわかったけど、自分のUSPが創るにはどうしたらいいの?
そんな方はこちらの記事を御覧ください。