こんにちは、「ゆう」です。
USPは「キャッチコピー」ではないので、なんかいい感じの言葉を作ったからといってビジネスが上手くいくわけはありません。今回はズバリ、USPの正体に迫ります。
USP=「独自の売り」ってなに?
USP=「独自の売り」です。
という定義に関してはこのブログをいくつか読んだ方ならばわかるかと思いますが、それはあくまで定義であって実態ではありませんね。
以前の記事では具体的なものを紹介しましたが、
自分のビジネスでUSPをどうやって創ればいいの?という疑問が出るでしょう。
ここでもう少し詳しく定義を確認していきましょう!
USPを提唱した1960年代広告の神様と呼ばれたロッサー・リーヴス氏は以下のように定義しています。
つまりは、
「私の商品を利用すると他とは比べ物にならないほどこんなにあなたにとってお得ですよ!」ということを簡潔に伝えるメッセージです。
そして前回、それを創るためには、あなたのビジネスの全体像を自分自身が理解し、人に伝えられるようになっていることが大事だとお伝えしました。
USPはあなたのビジネスの中の1つのアピールポイントに伝えることなのです。
USPはビジネスの全体があって初めて生まれる。
そもそも、なぜUSPが必要なのか?
それはあなたのビジネスは専門的な裏付けを基に構築されているはずなので、問題を抱えているお客様はその分野に関しては素人なので、まず伝わりません。
そして、お客様はあなたの商品が欲しいのではなく、その先に得られるであろう、今よりも良い理想の未来が欲しいのです。あなたの商品はそれを叶える手段でしか無く、他に魅力的なものがあれば、それでいいと思っています。
だからこそ、「USP」という相手に魅力が伝わる言葉が必要なのです。
USPは全体をしっかり構築するから生まれる。
USPはお客様へ最初に届けるメッセージですが、実は自分のビジネスを整理し、絞りに絞った先に生まれるものです。
つまり、一番最後に作られます。
ビジネスの土台となるお客様には見えないあなたの「経験、技術、知識」があり、それらを商品として形にした「企画書」があり、それを1分以内におさめて説明する「セルフプロモーション」があり、更にそれを一言で伝える「USP」があるのです。
そして、どの方向に絞っていくのか?
これがもっとも重要で、「お客様視点」である必要があるのです。
広げ屋の仕事はキャッチコピー屋さんではない。
お客様のニーズも含めて全体から見て、整理して絞る。
これはなかなか自分の視点からだと、見つけにくいのです。
私らは、キャッチコピーの専門家ではなく、選ばれる理由を創り出す専門家なのです。
自分のUSPが見つからない、という人はそもそも自分のビジネスを整理できていない可能性が高いです。
USPを活用してブログから選ばれる仕組みを作りたい方はお客様目線を磨きましょう!