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【起業初期の失敗】「戦略(考え方)」なき「戦術(やり方)」に商機なし!

 

今回はビジネス書などでもよく使われる「戦略(考え方)」と「戦術(やり方)」について話していきます。

難しい話に聞こえますが、この2つをちゃんと認識しておかないと、個人の起業家は多くの場合、不毛な活動をしてしまいがちです

図説入りで解説していきますので、ここでしっかりと理解してください。

戦略(考え方)なき戦術(やり方)に勝機(商機)なし

元々ゲームとかヒーローものが好きなのでどうしても戦いで表現しがちですが…ビジネスの話です(^_^;)

戦略というのは

「どこで誰と戦うか?」ということを考えること、

さらに言えば

「どうやって極力戦わずにすむか?」を考える。

ということ。

 

戦術というのは

「どうやって戦うか?」という手段を考えること。

これはつまり、戦略の上に戦術が乗っかっている、ということ。

戦略は誰と?、戦術はどうやって?

戦略(考え方)と戦術(やり方)をビジネスに置き換えると…

僕は極力戦いたくない人間なので、結果的に戦略を考えることになります。

これをビジネスに置き換えると、メルマガやブログを書くとか、心をつかむライティングスキルとかセミナーを開くとかはは全部「戦術」なわけです。

そもそも、

「誰に向けて書く?」

「どこの市場で旗を立てる?」

ということを先に決めないと、消耗する割には成果につながらないという現実が訪れるわけです。

ビジネスに置き換える戦略と戦術

戦術(やり方)ばかり磨いている個人起業家は多い。

「ブログを書いてもアクセスがない」

「メルマガでセミナー募集してもお客様が来ない」

「キャンペーンをやっても売り上げが上がらない」

これらの問題は大抵「戦略(考え方)」のレベルでの問題点があるわけです。

にもかかわらず「戦術」を磨くことに固執する。

なぜそうなってしまうのか?

それは、戦術(やり方)は「自分中心」で考えられるため、考え付くのが簡単だから。

一方、戦略は「相手(環境)ありき」

本来であれば、相手に合わせて、手段(戦術)は変えるもの。

それが戦略なのです。

「ただブログを更新すればいい」

「ただメルマガを配信すればいい」

「ただFacebookで自撮りして投稿すればいい」

ということではない、ということを頭に入れておかなくてはいけませんね。

ビジネスが上手く行ってない場合は誰に?✕どうやって?の組み合せに食い違いが起きている可能性が大きいですので、ぜひ見なおしてみてください。

戦略?戦術?もっと身近な例でお話します。

もっと身近な話に置き換えていきましょう。

「戦略」は「誰とどこで戦うのか?」を考えること、「戦術」は「どうやって戦うか?」を考えること、というような話をしました。

これを、「オムレツを作れる人がその技術で利益を得ること」に置き換えてみましょう。

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【例】めちゃくちゃ美味しいオムレツで利益を得ること

戦術=どうやったらめちゃくちゃ美味しいオムレツを創れるか?

「戦術」に当たるのは「どうやったらめちゃくちゃ美味しいオムレツを作れるか?」を考えることです。

焦げ付いてパサパサのオムレツには誰もお金を払いたくないですが、一流シェフと同じ味ならば高くても大満足ですよね。

「戦術を磨く」とは「オムレツを作る技術を向上させること」です。

では、「戦略」はなんでしょうか?

戦略=どこで働くか?どこで提供するか?

「戦略」は「どこで働くか?orどこで提供するか?」に置き換えられます。

一流ホテルで働くか、カフェでパートで働くか、個人で店をやるか、というような違いです。

同じ技術を提供しても場所が変われば価値が変わる。

たとえ同じ技術を提供するにしても、あっちでは月収35万円だとしても、こっちでは時給900円です。

どんなに美味しく作れても、時給は上がりません。

更に言えば一流ホテルのコック並みの腕前を持つ奥さんなら、その料理を家族はタダで食べられるわけです。家族からお金をいただくことはありませんよね。

確かに、美味しいか美味しくないかは価値を高めるのにかなり重要な要素ですが、

そもそもの話、

価値提供の「場所」が適切でないと本来評価されるべき価値が生み出されないわけです。

同じ場所でも何処で提供するかで大きく変わる。

誰にどこで提供するかが価値を決める。

それは雇用形態に限らず、個人事業主も同じ。

「誰にどこで提供するか?」

この「戦略」の部分がとても大事だということがお分かりいただけるだろうか?

この戦略を考えることは個人事業主、起業家にとって必須事項です。

「全ての理想のお客様から絶対的に選ばれ続けるには?」

それを考えるには、まずは「誰に提供するのか?」を決める必要があります。

つまり、ペルソナ(理想のお客様)、ですね。

実はこの考え方はかなり深いので、ぜひこちらの記事も読んでみてください。

ペルソナ設定はなぜ集客失敗するのか?ターゲットのお客様が来ない間違いだらけのマーケティング